今日の為替相場・ドル/円【3月7日】

今日の相場状況

昨日のドル円は米長期金利の低下を受けて、欧州時間から米時間にかけて大きくドル売りのトレンドが発生。

現在は148.7円まで調整、円高となっています。

パウエルFRB議長の議会での証言では

• 年内いずれかの時点での利下げ開始が適切
• ただ2％目標の確信が深まるまで利下げは適切ではない

など、これまでのスタンスを崩す目新しい発言はなく、値動きへの影響は限定的なものとなりました。

一方で、昨日発表の米2月ADP全国雇用者数も含め、直近の米指標が冴えない結果も手伝ってドル円相場は少し弱含みの流れとなっています。

明日の米雇用統計の結果によっては、

• 今日の下落が押し目となり、続伸していく
• さらに大きく下落調整がすすむ

のかの転換点にもなりそうです。

また、国内では一部の金利政策要人が4月のマイナス金利解除を容認との報道もありましたので、その場合はさらに底値を意識される展開も想定しておきましょう。

今日、明日と値動きが大きくなりそうですので、目先のトレンドについていく、欲張らずに細かく利確するスタンスで注視していきます。

日足テクニカルの確認【長期トレンド】

移動平均線・遅行スパン

1時間足テクニカルの確認【短期～中期トレンド】

移動平均線・遅行スパン

ボリンジャーバンド

今週の経済指標