今日の為替相場・ドル/円【11月15日午前】

今日の相場状況

昨日発表された米消費者物価指数（CPI）が予想を下回り、大きくドル売り加速。

151円から150円前半まで、比較的大きな値動きとなりました。

市場では個人消費の減速を受けてインフレのピークアウト、FRBは利上げは終了するのではとの憶測も多数あるようです。

本日は、米国経済の一つの指標となる米10月小売売上高の発表を控えています。

10月のクレジットカードの使用状況などから、消費は減速しているとの見方も。

結果により、米金利政策に影響する憶測によって、もう一段荒い値動きが予想されます。

長期では依然として押し目ロング目線ですが、149円台まで調整があるかもしれないというのは念頭に置いておきたいところです。

日足テクニカルの確認【中～長期トレンド】

移動平均線・遅行スパン

日足では依然アップトレンド。

ローソク足は、押し目付近に位置しています。

米10月小売売上高の結果によっては、50日移動平均線（149円台）まで調整があるかもしれません。

1時間足テクニカルの確認【短期～中期トレンド】

移動平均線・遅行スパン

昨日のCPIの結果による下落により、25MA、50MAがクロスしてダウントレンド。

東京時間では方向性のない値動きとなりそう、ニューヨーク時間待ちになりそうです。

ボリンジャーバンド

ローソク足は-2σラインにタッチから、-1σラインに乗せてくる展開。

ニューヨーク時間でセンターラインに乗せるか、もしくはセンターラインが抵抗線になるのか注視しています。

今日の経済指標